・勉強とは、自己破壊である
「自由になる」ために
・自由になるということは
新たな行為の可能性を開く
・自分とは
他者によって構築されたもの
・言語を通して
私たちは
他者に乗っ取られている
・言葉は人間のリモコンである
・自分を言語的にバラし
多様な可能性が次々に構築されては
またバラされ
また構築される…
というプロセスに入る
それが
勉強における自己破壊である
・自由になる
可能性の空間を開くには
道具的言語使用の
ウエイトを減らし
玩具的言語使用に
ウエイトを移す
必要がある
・言語を
それ自体として操作する自分
(第ニの自分)を生成することが
自由の条件である
・環境コード客観視する
「最小限のツッコミ意識」が
勉強の大前提である
・環境コードを客観視するとは
メタな立場に留まる事である
・言語とは傷跡です
・わざと問題を立てることが勉強
・身近な問題は
何か大きな構造的問題
の中にある事態である
・メタな認知をもつことが
勉強を深めるのに必須である
・信頼に値する他者は
粘り強く比較を続けている人
・「まともな」本を読むことが
勉強の基本である
・教師は有限化の装置である
・どこまでが他人の考えで
どこからかが自分の考えなのかを
はっきり区別して意識する
・自分の知識を出典に紐づける
・あれこれ勉強するなかで
分野の垣根を越えた
つながりが見えてくる
これが勉強の醍醐味と考える
・複数のノートブックが
シナジーを起こすようになると
勉強はますますおもしろくなる
・勉強は読むことが第一
・一見別々のことでも
実は「似たこと」と考えられる
という発想をもつ
・自由な勉強とは
意味と無意味の行ったり来たり
・情報過多の現代では
有限化が切実な課題である
・完璧は無い
・中断と再開を繰り返し
勉強を続けている者同士の
相互信頼に参加してほしい
・深い勉強
ラディカルラーニングとは
ある環境に癒着していた自分を
自己破壊し
可能性の空間へと身を開くこと
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特に第二章に
消化不良が多く
大切らしいのに
理解が追いつかず
キャパの少ない頭には
負担過重になったので
今回は
このあたりで
おしまいです
2017年発行