1977年発行
社長の考えや行動によって
大きく動かされていく人々
「エコノミックアニマル」
と海外で揶揄された頃の
企業と組織と人々の内幕
ぐいぐいと引き込まれて
読みふけってしまう力の
ある本だったのたけれど
女性への視点や描き方が
あまりにも弱すぎて残念
印象的だったところ抜粋
ケインズの説を引用して
「投資市場の構成に言及して
大部分を占めるのは
現実の経済知識に疎い大衆であり
データをつかんだプロ的投資家が
ひと握りいても
それら専門家はデータから目を放し
無知な証券大衆が
どう動くかに賭ける
つまりは
名無し草的な集団行動を
生むことになる」