以下抜粋
「無限の可能性がある
なんていうのは
まったく嘘ですね。
人は生まれたときから
もちろん
可能性も抱えているけれども
それぞれ
限界を抱えているわけです」
「あるものが肥大しすぎるのを
なるべく調節して
中間点にもってくることが
すてきなんだと思う気持ちがある」
「プラスだけつまみ食いしようと
するのは無理なんです。
一つプラスを選べば
一つマイナスも手にしてしまう
ということを忘れたくないと思う」
「本当のことを言うために
『嘘の装置』が必要なんです」
「ぼくらは
マイナスなことに
ずいぶん気持ちを育てられている
と思うんですね。
残念なことに
『便利』というものは
人をのっぺらぼうにしてしまう
ところがある」